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九州宮崎県

自然を守る神社

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日南市の神社

潮嶽神社 うしおだけ(旧村社)

祭神:

火すそ降命(ほすそりのみこと)

彦火火出見命(ひこほほでみのみこと)

火明命(ほあかりのみこと)

鎮座地:南那珂郡北郷町大字北河内八八六六番地

例祭日:十一月十一日

社殿:

本殿(流造) 九坪

拝殿(入母屋造)二〇坪

境内坪数:一、〇〇六坪

創立年月日:神武朝の事という

由緒沿革:

天孫○○杵尊と木花咲耶姫との間に生れられたのが火明命、火聞降命、彦火々出見命(火遠理命ともいう)の二重子で、海幸彦である火蘭降命が山幸彦の彦火火出見命と争われたとき、満潮に乗り巌船で流れ着き上陸されたという伝説に基き、潮嶽の里という。ここの宮屈で国内を治められ、崩御されたあと潮嶽川上の陵に葬ったところを潮塚(三塚)というなど、他にも旧跡地が伝わっている。

『県史蹟調査第六時』によると、創立の年月詳しくかならず、とし、正保中飫肥肥藩主伊東祐久が造営、明暦三年(一六五七)同伊東祐実が 再興した。現在の社殿は、天保三年(一八三二)同伊東祐相が造営し、拝殿は明治三十二年の改築で、社領五石の寄進があったという。

『日向地誌』によると、旧称を潮嶽大明神といい、黒泥田の大木大明神、宿野にあった小鳥大明神、阪本の三島大明神、星野の屋野大明神、平佐の山ノ神、黒山の加茂大明神をことごとく遷座して、明治五年潮嶽神社と改めた。明治四十年二月、神餅幣吊料を供進すべき神社に指定された。

火○降命は隼人の祖となったともいわれ、主祭神に命を祭るのは当社だけという。特殊神事としては、毎年二月十一日に、豊作を祈願する福種の神事(稲の種子まき初めの祭)が行われ、古来、土地の慣習として縫い針の貸借を禁じている。海幸、山草の伝説に起因しているという。また産児の初詣には、幼児の額に紅で「犬」の字を書く。これも子供の病気を封ずる禁呪という古歌に「みどり子の額の髪かき分けて犬という字は弓の矢のはず」というのがあり、祭神が宮廷に奉仕された儀礼による古俗だろうという。

神社に伝承されて来た芸能には潮嶽獅子舞が秋の例祭に奉納される。男獅子、女獅子が「つけ、つけ」の掛声もかかって、天を突くうに勇壮絢爛に舞うので、昇り藤舞の別名がある。御神児舞は氏子の中から選ばれた十二歳までの少女四人が晴衣に緋袴、素砲をつけ、静かに舞う清素な舞で秋祭、春祭に奉納。

春祭に奉納される潮嶽神楽は、出雲流の系統に入るが、修験色も反映しているという。また春祭には潮嶽棒おどりも奉納される。