環境エコロジー

日南市の情緒的町づくりを支援するサイト

日南市

九州宮崎県

世界の恐竜発見史

中国の恐竜発見史

恐竜の先祖

恐竜の起源北米の恐竜時代

鳥の翼

草食恐竜の巣、多数発見

ミクロラプトル

 

 

 

 

 

 

世界の恐竜発見史

恐竜の絶滅からエコロジーを思う!

手足を持った魚たち―脊椎動物の上陸戦略シリーズ「生命の歴史」〈3〉 (講談社現代新書)

恐竜と共に滅びた文明 (超知ライブラリー)

アメリカ自然史博物館 ~地球のたからもの~

人類と恐竜の初めての出会いくわ が、いつ、どこで起こったのか、詳 しいことはわかりません。

近代古生物学が誕生した19世紀初頭より前、すでにヨーロッパきょうりゅうでは、"恐竜"の化石が発見されきょていましたが、それらは伝説の巨じん人の骨、または聖書に登場するノアの大洪水で死んだ動物の骨と考えられていました。

史上初めて、地質時代に生息していた未知の生物の存在が明らかにされたのは、1820年代のことです。

イギリス・サセックス州で医師をしていたギデオン・マンテルは、地元の石切り場とその周辺で1820年に発見された骨と歯のだんペん化石の断片を、未知の陸生植物食爬虫類のものと見抜き、1825年に、この動物を「イグアノドン(イグアナのような歯をもった動物)」として発表しました。

いっぽう、オックスフォード大学の地質学教授ウイリアム・バックランドは、同州ストーンズフィールドで発掘され、大学博物館に収蔵されていた、とがった歯のつあご だんペんいた顎の断片化石を調べ、これきょだい を未知の巨大な肉食動物のものであると断定しました。

この化石には、1822年に「メガロサウルス」 の名が与えられ、1824年に詳細な発表がなされました。

1842年、イギリス王立外科大学のリチャード・オーウェン教授は、当時知られてた3種(前記2種とヒレオサウルス)の絶滅動物を、「恐竜亜目」という新しい分類群にまとめました。

オーウェンは、「恐竜」を、直立歩行(後肢を体の下にまっすぐ伸ばして歩く)し、非常に巨大で、5個の仙椎をもつ絶滅爬虫類と定義しました。

直立歩行は、今でも恐竜の絶対条件とされるこのグループの最大の特徴ですが、当時考えられていた恐竜の姿は、その後明らかになった姿とは似ても似つはちゅうかない、サイやカバの爬虫類版といったものでした。

やがて、恐竜の化石はヨーロッパ以外の世界各地でも発見されるようになり、その真の姿も急速に明らかになっていきました。

1870年代以降、恐竜化石発掘の一大中心地となったのはアメリカ合衆国西部です。

アメリカでは1858年に、ニュージャージー州で最初の恐竜化石が発見、ハドロサウルスと命名されて、その後も散発的に数種類きょうりゅう きさいの恐竜が記載されていきました。

しかし、1877年に情勢が一変します。この年コロラド州在住のイギリス人が、同州モリソン近郊で巨大な骨の化石を発見し、これをフィラデルフィア科学アカデミーのエドワード・コープと、イェール大学のオスニエル・マーシュに知らせたことから、後世に語り伝えられる熾烈な恐竜化石発くつ掘レースが始まったのです。

この2人は首長竜の復元骨格をめぐって険悪な仲になって以来、おたがいをライバル視していました。そのため、双方はそれぞはっくつれ別の発掘チームをアメリカ西部に送りこみました。両チームは激しく対立しながら、コロラド州やワイオミング州で、競って恐竜化石を発掘しました。

その結果、数年のうちにアロサウルス、トリケラトブス、ディプロドクス、カンプトサウルス、ステゴサウルスなど、多種多様な恐竜化石が発見され、恐竜が多様性に富んだ大生物群であることが判明しました。

この発掘レースは恐竜に対する一般の認知度を高め、恐竜の巨大さや、その変わった姿に人気が集まるようになりました。

そこで、多くの博物館は呼びものとなる恐竜コレクションの充実に努きょうりゅうめ始め、やがて世界各地に恐竜化石ハンターたちが派遣されることになりました。

コープに雇われて化石発掘レースに参加したアメリカの化石ハンター、チャールズ・スターンハ ーグとその子どもたちは、コープの死後もその仕事を引き継ぎ、 1912年からカナダのアルバータ州で大規模な発掘を開始しました。

この発掘により、後期白亜紀の角竜、カモハシ竜、ダチョウ、竜、堅頭竜などの化石が発見され、収集されました。

1922-30年には、アメリカ自然史博物館によって組織された、ロイ・アンドリュース率いる探検隊が中央アジアに向かいました。

この 探検隊は本来、人類の起源の地を探すことを目的としていましたさばくが、ゴビ砂漠でプロトケラトブスえいそうやオヴィラプトルの営巣地、小型きょうりゅう肉食恐竜ヴェロキラブトルなどの化石を大量に発見しました。

その後、1950年代から70年代にかけ、 旧ソ連やポーランドの探検隊がモンゴルで数回にわたって発掘を行い、北アメリカの白亜紀末のぽうだい動物相と似た、膨大な種類と数の恐竜化石を収集しました。現 在この地域では、アメリカ、ドイツ、日本、中国のそれぞれとモンゴルとの合同調査が盛んになっています。

1970年代以降、恐竜学の隆盛とともに、新しい世代の恐竜学者かつやくが育ち、世界各国で活躍を始め、恐竜化石産出大国の地図も大幅にぬりかえられてきました。

北アメリカでは、メキシコでの恐竜化石の発掘数が最近急速に増えています。また、南アメリカでは、アルゼンチンが南半球最大の恐竜化石産出

国として台頭し、恐竜の進化史を書きかえるような新発見が続いています。

アジアでは、モンゴル、中国が代表的でしたが、タイ、インドが新たに恐竜化石産出大国の仲間入りを果たし、アフリカではモロッコ、ニジェールなどで化石発見が続いています。