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日南市

九州宮崎県


日南労働基準監督署
聴取書
労働保険再審査
実地調査復命書

 

日南労働基準監督署が作成した実地調査復命書

実地調査復命書は非常に希薄なものであり、注意して確認する必要があるようです

平成19年11つき21日 復命 

署長:

課 長:

厚生労働省事務次官:● 印

名称:(有)●

所在地:北郷町大字郷之原乙642

調査結果の要旨:本件傷病は、業務によって生じたものと認めることはできないため、療養補償給付及び休業補償給付は

不支給が妥当である。

判決:19年11月21日

●印は氏名 ■は内容 はそれぞれ個人情報にかかわるので開示できないものです。

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宮崎労働局情報開示で約2ヶ月程度で入手

(情報公開の窓口は総務部 企画室 平元係長:市民と接点が多いせか、唯一迅速な対応をされます)

担当部署の労災補償課:対応が遅く、明快な回答がないことが多い。

日南労働監督署の不法に値する相談をしても、身内意識が高く公平・中立性の意識が薄弱で細かなことは理解されていない様子。

しかたなく、

厚生労働省

〒100-8916 東京都千代田区霞が関1-2-2

電話:03-5253-1111(代表)(平日18時まで)

・ 情報公開法に基づく行政文書開示請求

大臣官房総務課情報公開文書室 内線7126

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厚生労働省 ・補償課で確認することになる。

日南労働監督署及び宮崎労働局だけでは正しく説明はなされない。

詳しい内容は都城労働基準監督署内0986-23-0192で確認することをお勧めしたい。

日南労働監督署は窓口の対応が非常に不親切であった。 

約束、説明、法人を優先、連絡、窓口対応・電話対応、一般事務など問題が多すぎる。

宮崎労働局に日南労働監督署の担当者に指導をお願いしたが、一向に改善せず、さらに対応が悪くなった。

日南労働監督署に相談しはじめて、結果の判決がでるまでに約8ヶ月間、聴取書・及び実地調査復命書の情報公開は各2ヶ月間、

情報公開の資料をみるまでに約1年間ようしている(約1年後でないと不支給決定の理由を知るすべがなかった)。

実地調査復命書は約300ページ、大半が関係機関の寄せ集めのデータ資料であり、内容が希薄である。つくづく税金の無駄使いと考える。また間違いなど不備が非常に多いと指摘したい。

平成20年2月21日に 審査請求を受理されたが、現在審査官の上崎様は忙しいので実地調査復命書の内容をよく読んでいないそうで、相談しても回答が得られない。審査期間は2ヶ間位ということですが、もうすぐ1ヶ月間になる。これが公務員の意識なのか・

調査した内容
調査年月日 調査した場所 調査した人名
平成19年6月7日 休業補償給付請求書 受理 被災者 ●
平成19年6月15日 療養補償給付請求書 受理 被災者 ●
平成19年6月22日 有限会社 共和木材社 事業場見取り図地
平成19年6月22日 有限会社 共和木材社 同僚■
平成19年6月29日 都城市 倉内整形外科病院 被災者 ●
平成19年6月26日 診療履歴回答 受理 宮崎社会保険事務局長
平成19年7月9日 ■診療録・意見書 受理 松田整形外科医院■医師
平成19年7月13日 ■意見書 受理 県立日南病院整形外科■医師
平成19年7月17日 ■診療録・意見書 受理 新木医院■医師
平成19年9月3日 ■意見書 受理 県立日南病院外科■医師
平成19年10日5日 ■意見書 受理 倉内整形外科病院■医師
平成19年9日5日 専門医師意見書 受理 ■ 局医

 

調査項目
調 査 記 録

1、調査目的

●(以下「被災者」という。)は有限会社共和木材社(以下「事業場」)という。)において就労中の平成19年3月5日に負傷したとして、平成19年6月7日に休業補償給付請求書が、同15日に療養補償給付請求書 が、提出されたが、事業主が証明を拒否しているため、本件傷病と業務との因果関係について調査した。

2、災害発生状況

被災者の作業内容、本件災害の発生状況について、被災者・●・同僚は要旨、それぞれ次のように記載又は申述している。

(1)本件災害発生状況に関する被災者の申し立ての経過

3月6日

松田整形外科受診

主訴「腰痛」 転倒、打撲等の訴えなし(当該医院において腰痛治療あり)

湿布、痛み止め処方

3月10、11日

新木医院受診

主訴「風邪の症状、咳きをすると背中が痛むこと、便秘気味で腹が張ることなど。」

転倒、打撲の訴えなし

レントゲン撮影を実施し、腰椎変形と腹部貯貯を認め治療するも症状改善せず、レイウスの疑いもあり県立日南病院を紹介する。

3月11日

県立日南病院外科受診(新木医院の紹介)

主訴「1週間ぐらい前から腹痛があり、3月10日に新木医院を受診した。

浣腸などの処方を受けたが改善がなく当医院を紹介された。」

下剤処置。検査入院希望があり許可する。

3月13日

県立日南病院外科入院

入院の目的はレイウスの疑いによる精密検査及び治療。

3月13日のCT投影により偶然腰椎圧迫骨折を確認。

数日間の入院治療により腹痛症状は改善したが腰痛症が残存していたため整形外科へ転科。

3月19日

県立日南病院整形外科へ転科

腰椎圧迫骨折治療のため転科

主訴「3月5日コンテナを動かそうとして尻もちをついた。それ以降、腰痛はあったが何とか動いていた。」

4月5日

4月12日

被災者とその実兄は来署

被災状況として「3月5日、コンテナに入った木くず(約20Kg)をくず箱に入れるため運搬中、たる木に足が乗り転倒し腰を打った。その日は我慢し、翌日松田整形外科を受診し、転倒とはいわなかった普通の腰の痛みだろうと説明され、レントゲンは撮らず湿布と痛み止めをもらった。」旨説明した。

労災請求手続きに関する説明及び関係様式を交付。

5月26日

倉内整形外科病院入院

主訴「3月5日、仕事中に臀部より転倒し、腰痛み出現。翌日、松田整形外科受診し湿布処方され帰宅。

3月9日仕事中再転倒」ペインクリニック科にて入院治療。

6月7日

被災者からの休業補償請求書(事業主証明書なし)受理

請求書における災害発生状況

「3月5日午前11時ごろ木材製材所(製材担当作業ライン)で(生木の木の切りくずの残り)「廃材」コンテナ (縦35cm、横50cm、高さ30cm、重さ約10kg)に入れて約3m先にある横50cm、高さ50cm、高さ30cm廃材置き場で処分した後、振り返って戻ろうとした時、足元にあった「つる木」(長さ1mで4.5cm角)に躓き、その瞬間にその時近くにあったさん木」(長さ4mで3cm)に足をとられ、その上に転んだ際、腰を打撲し腰に激痛が走った。

6月29日

被災者からの聴き取り調査を実施

被災者は労災発生状況に関し「3月5日(時間hが不明)ギャングソーの前で50cmの「さん木(3cm角の細かい材)」を持っている時にひっくり返った。この時膝を打ち帰宅後膝に湿布を貼った。腰は痛くなかった。

3月9日(2回目 の転倒、時間不明)生木の切りくずが半分ぐらい入った赤いコンテナを工場内のくず箱で処分した後、空のコンテナをもったまま後ろ向きに下がった時、地面にあった「切りっぱなし(長さ4メートルでほぼ3cm角)」で

右腰を強打した。このとき、同僚の●さんに「大丈夫ね」と声をかけられた。定時まで仕事を続け軽トラックを運転して帰宅したが、この時にはかなり腰が痛く、帰宅後は腰が痛くて食事もせず、すぐに寝た。」旨供述し、更に本件聴き取りに際し、被害者に対して、災害者に対して、6月7日に受理した休業補償請求書を提示したところ被災者より「私の腰の痛みは3月9日の転倒以降からであり、1回目(3月5日)の転倒では膝にしか湿布を貼っていないので休業補償請求書の災害発生年月日を3月9日に訂正してもらいたい。」旨の申し立てがあった。

7月7日

倉内整形外科退院。以降月に1~2回程度通院治療。

8月20日

8月30日

■「訂正依頼書」が

提出された。要旨は次のとおりである。

①最初の負傷は3月9日ではなく3月5日であること。

②3月5日の災害発生状況が、3月9日の発生状況となっており、発生日時が入れ替わっている。

(休業補償請求書記載の災害発生時、状況が正しいという趣旨)

③腰が痛くなったのは3月9日からでなく、3月5日に転倒して腰を打撲してからずっと腰が痛かった。

被災者の災害発生状況に関する申し立ての経過は以上のとおりである。

(2)平成19年6月22日同僚●の聴取調査を実施した。要旨次のとおりである。(別添15 同僚●聴取書 参照)

①■

②■

③■

(3)事業主からの申し立て書(「郡山すゑ子の一連の状況について」参照)

個室の作業と違い、周囲に従業員がいる場所で被災者の転倒を確認した現認者が工場内にいない為、証明できない。

(4)平成19年9月26日●の聴取調査を実施した。要旨次のとおりである。(別添付14 ●聴取書 参照)

①■

②■

③■

④■

⑤■

⑥■

⑦■

(5)平成19年9月26日同僚●の聴取調を実施した。要旨次のとおりである。(別添 16 同僚●聴取書 参照)

①■

②■

③■

④■

(6)平成19年9月26日同僚●の聴取調査を実施した。要旨次のとおりである。(別添17 同僚●聴取書 参照)

①■

②■

③■

④■

⑤■

⑥■

⑦■

⑧■

3.療養の経過

被災者の本件傷病の療養は次のとおりである。(別添4・6・8 各医療機関診療記録 参照)

平成19年3月6日 松田整形外科 3月5日の災害の申し立てはない。外傷の有無は不詳。

平成19年3月10日・11日 新木医院 勤務中に腰部を打撲したこと、労災の申し立てはなし。

平成19年3月11日・12日 県立日南病院外科入院

平成19年3月19日~4月11日 県立日南病院整形外科入院

平成19年4月12日・5月1日 県立日南病院整形外科

平成19年5月18日・25日 倉内整形外科病院

平成19年5月26日~7月7日 倉内整形外科入院

平成19年8月11日・25日 倉内整形外科病院

平成19年9月15日     倉内整形外科病院

平成19年10月13日・27日 倉内整形外科病院

4.就労及び休業の状況

被災者の就労状況及び休業は次のとおりである。

平成19年3月5日(月)8号用紙裏面に記載された転倒 終日就労

平成19年3月6日(火)終日就労

平成19年3月7日(水)終日就労

平成19年3月9日(金)同僚2名が現認したしりもち 終日就労

平成19年3月10日(土)所定休日

平成19年3月11日(日)所定休日

平成19年3月12日(月)以降療養及び休業

5.医学的意見

(1)平成19年3月6日受診 松田整形外科●医師(以下 「松田医師」という。)作成の意見書等

イ 平成19年7月9日 日南監督署受付意見書(別添付5 ●医師意見書 参照

以下意見書要旨

傷病名は「腰椎椎間板症」である。

主訴及び自覚症:腰痛

3月5日の災害の申し立てに関しては等医院ではカルテの記載がなく、■

他覚的所見として、下部腰椎傍腰筋の圧痛、叩打痛、運動通とみる。SLR(下肢伸挙上テスト)左90(+)

腱反射正常、知覚異常認められない・

当日はX線投影を行っていない。

湿布薬を投薬している。

一般的に腰椎圧迫骨折は外傷に起因することが多い。

加齢による脆弱性圧迫骨折も高齢化により最近は多い。

平成16年12月27日のX線所見はL4/L5椎間板変性をみる。

腰椎圧迫骨折の原因

労災に関しては当医院では申告がないので書けない。

ロ 平成19年3月6日診療記録要旨(別途6 診療録 参照)

Lasegue(下肢伸挙上テスト)9-+(90度で痛みあり)

叩打痛 ↑(あり)

運動痛 +(あり)

ハ 平成19年11月1日実施の●医師面談聴書結果(別途33 ●医師面談聴取書 参照)

被災者の3月6日の症状について

①■

②■

③■

④■

(2)平成19年3月10・11日受診 新木医院● 医師の意見書

平成19年7月17日 日南基準監督署受付(別途7・8 新木医院●医師意見書及び診療録 参照)

以下意見書要旨。

傷病名は、診療録のとおりである。

3月10日(土曜日)初診血圧88-99/46-55mmHg脈拍72/分

1W前より風邪気味(セキ、タン、ハナミズ、咽頭痛、頭重、全身関節痛)

セキをすると背中がいたむ(整形外科で投与された腰の痛み止めを服用したとの事)

便秘気味で腹が張る→コーラック服用して排便あり、しかし排ガスは↓(無し)との事であった。

内科的には上気道炎、胃炎、脱水症と診断。食欲↓(無し)のため朝食摂取していない、とのことであったため、

補液を施行(ブドウ糖、ビタミン入り)。

一方、背腰部痛+尿路感染症も念頭に置き、白血球、検尿、腹部腰部XPの検査を施行した。(別途 紛失のため提出が後日になった。)

3月10日(第1回目)のXP(仰臥位)上、腰椎変形と腹部ガス貯留を認めた。

3月11日(第2日目)(日曜当番医)

食欲↓(無し)、排ガス↓(ほんの少しのみ)腹痛++、CRP+のため腹部XP再検の要ありと判断し、XP施行した処、

詳明なガス貯留を認めた。

S45年に腹部手術の既往もあるため、癒着性レイウスと判断(可能性大)し、500mlの補液+パントール4Aの

ブドウ糖+ビタミンにて経過を見たが、(途中、テレミンソフト挿肛、グリセリン浣腸施行)

排便、排ガスの状態は改善しないため、県立日南病院救急外来に紹介するに至る。

(3)平成19年3月13日受診 県立日南病医院外科

●医師作成の平成19年9月3日 日南労働基準監督署受付 意見書

(別途9 県立日南病院外科●医師意見書 参照)

以下意見書要旨

・腹痛

・腹痛にて当科初診。GF CF・CT施行し、以上なし。

その際CT上偶然腰椎圧迫骨折あり。

・■

・腰椎は整形外科加療をお願いした。

(4)平成19年3月19日受診 県立日南監督署 受付 意見書

●医師作成の平成19年7月13日 日南監督署受付 意見書

(別添3 ●医師意見書 参照)

以下意見書

傷病名は、「腰椎圧迫骨折」である。

主訴及び自覚症:腰痛、腰椎圧迫骨折

3月5日、コンテナを動かそうとした際に転倒し、受傷。以降腰痛あり。

3月13日より便秘の精密検査目的に当外科入院。

3月19日コンサルタント、レントゲン上、上記を認め、3月20より当科で入院加療を行った。

3月19日ギブス巻き込み、4月5日コルセット完成、4月11日退院。

5月1日再診され、以降受診なし。

腰椎圧迫骨折は腰椎圧迫骨折は尻もちの転倒による外力が腰椎にかかった場合に発生すると考えられる。

骨粗鬆も既住としてありますが、■

ロ 県立日南病院

診療記録要旨 (別添4診療録 参照)

平成19年3月15日 1:30 看護記録

「腰が痛いので痛み止めを下さい。」

平成19年3月17日 10:00 看護記録

「腰が痛い。」

平成19年3月17日 11:28 プログレースノート

精査中の腹部CTにて第一腰椎圧迫骨折が偶然みつかり、整形外科紹介

(5)19年5月18日より受診 倉内整形外科病院

●医師(以下 「●医師」という。)作成意見書等

(別添10 ●医師作成平成19年10月5日 日南監督署受付 意見書 参照)

以下意見書要旨

・主訴:腰痛

・自覚症:腰痛

①(腰椎単純X線撮影)~第一腰椎圧迫骨折及び骨棘形成などの腰痛の変形を認めた。

骨粗髭症の合併も示唆された。

(腰椎MRI投影検査)~第一腰椎の圧迫骨折を認め、同部の骨棘が硬い膜褒を圧排していた。

②入院による安静加療、内服、神経ブロックによる疼痛緩和。当初、持続硬膜外ブロックを予定していたが、硬い外カテーテルを体内に留置するということに抵抗があった為か、本治療は拒否された。

③安静加療により、疼痛の軽減が得られてきたものの、十分ではなかったため、硬膜外ブロックを追加施行した。これにより、ペイントコントロールが良好となり、歩行器による歩行訓練もスムーズに進められた。

④ 骨粗鬆が認められた。

⑤■

⑥現在、不定期に受診し、腰痛の訴えが継続している。軽作業の内容にもよるが、腰痛に強い負担がかからなケレバ徐々に開始できるものと思われる。

⑦■

ロ 倉内整形外科病院 ●医事係の面談聴取結果

(別添25 倉内整形外科病院 ●医事係面談聴取書 参照)

(別添25 骨密度検査結果及び看護記録 参照)

YAM(若年成人比率) 50.6%

同年年齢比率 50~63%

ハ平成19年9月28日実施の●医師面談 聴書結果

(別途32 ●医師面談聴取書  参照)

ニ 平成19年11月6日実施の●医師より本職への電話相談

(別添34 ●医師情報相談票 参照)

(6)平成19年9月5日日南監督署受付専門医 意見書

(別添11 宮崎地方労働医員●医師意見書 参照)

・腰痛

①骨粗鬆症、第一腰椎圧迫骨折

②3月5日転倒、6日松田整形外科受診時のカルテの内容は骨折症状所見は認められない。また6、7、8、9日と就労しており、単なる転倒と考えてよい。

③3月10日●医師受診の腰椎レ線にて第一圧迫骨折を認める。以後、県立日南病院のカルテ記録には再三腰痛を訴えが記載されている。又それに対して鎮静剤処方を受けている。

④●医師の記載せる如く53才女性が尻もち等軽微な外力にて圧迫骨折を生じる事は特に珍しいことではない。

骨粗鬆は、中高年女性によく見られる所見であり、通常、自然に圧迫骨折を生じる事はあまりない。

3月9日の転倒によって骨折を生じたものと考えられる。

日南病院にて、受傷後は適切な治療を受け回復している。

6 既往症

(1)宮崎社会保険事務局長からの・・・に係る診療履歴について(回答)」によれば、次のとおりである

(別添12 参照)

松田整形外科医院 16年12月 診療1日  腰椎椎間板症

松田整形外科医院 17年 1月 診療3日  腰椎椎間板症

松田整形外科医院 17年 2月 診療3日  腰椎椎間板症

松田整形外科医院 17年 4月 診療2日  腰椎椎間板症

松田整形外科医院 17年 5月 診療1日  腰椎椎間板症

川越整形外科    17年12月 診療3日  腰椎椎間板ヘルニア

松田整形外科医院 18年 3月 診療1日  腰椎椎間板症

川越整形外科    18年12月 診療3日  腰椎椎間板ヘルニア

川越整形外科    19年 1月 診療1日  腰椎椎間板ヘルニア

松田整形外科医院 19年 3月 診療1日  腰椎椎間板ヘルニア

松田整形外科医院 19年 3月 診療1日  腰椎椎間板ヘルニア

(2)倉内整形外科病院 羽牟裕一郎医師の意見書(別添25 参照)

YAM(若年成人比率)が50.6%であり、原発性骨粗髭の基準である70%未満を大きく下回っている。

(別添35 標準整形外科抜粋 参照)

7 被疑者の業務内容

被疑者は昭和62年7月2日から有限会社共和木材社にて就労し、木材木製品製造業の作業員として就労していた。

被疑者の平成19年3月の担当者は、工場内のギャングソーの結束機付きの業務で、同僚と共に4人で従事していた。

コンテナに廃材が上部まで入った状態の総重量は7~7.5Kg

コンテナに廃材は4分の1程度入った状態の総重量は3~3.5Kg

コンテナの重量は2Kg

通称2mの1本の重量は1Kg(別添17・19 参照)

8 その他参考事項

労働災害補償保険法において代理人の規定はない。一方、労働保険審査官及び労働保険審査会法には代人の定めがある。

本件について、被災者の甥松田正一氏より当署及び宮崎労働局基準部・総務部に対して、要望書が提出されている。(別添 26・27・28・29・30・31 参照)

労働保険法に代理人の定めがないため、以下松田氏と記載する。

9 調査官意見

(1)傷病名について

被災者は昭和62年7月2日に(有)共和木材社に入社し、作業員として就労していた。

被災者の傷病名について、●医局・●県立日南病院整形外科●医師・●倉内整形外科病院●のいずれも「第一腰椎圧迫骨折」と診断している。以下、当該傷病と業務との因果関係について検討する。

(2)被災者が本件傷病(第一腰椎圧迫骨折)発症した時期について被災者の「第一圧迫骨折」は平成19年3月13日の県立外科での腹部CTで偶然発見された。「プログレスノート」では3月16日に初めて「腰の痛みに関しては圧迫骨折の影響」と記載され、3月19日に整形外科への他科依頼となっている。

●局医の意見によると3月10日新木医院において投影されたレントゲン上では腰椎圧迫骨折が認められるが、

3月6日の松田整形外科診療のカルテ内容には骨折症状は認められないとの見解であること。更に、被災者が

3月5日から3月9日までの間、通常のとおり就労していること。等を総合的に勘案するに、被災者の腰椎圧迫骨折は3月7日から3月9日の間に発症したと推定するのが妥当である。

(3)3月5日の災害発生について

本件傷病(第一腰椎圧迫骨折)に関し、被災者の申し立ては

①3月5日午前11時ごろ製材工場内においてギャングソーのそばからコンテナに廃材を入れ運搬し(移動距離約3m)、廃材置き場で廃材を捨て元に戻ろうとした時、足元落ちていた「つる木」(長さ1m4.5cm角) に躓き、更に「さん木(長さ4mで3角)に足をとられ前方に転倒し、まくら木(長さ2mで20cm)と地面で膝、腰を強打した。なお、痛みはあったが就労した。

しているといころであるが現認者hが存在しない。

一方、本件被災者郡山すゑ子の傷病(腰椎圧迫骨折)に関し、同僚労働者●)の供述によると

としているところである。

以上のとおり3月5日の災害発生状況に関し、被災労働者の申し立てと同僚の供述が一致していない。

(4)3月9日の災害発生状況等について

3月10、11日に新木医院で「風邪の症状、咳をすると背中が痛むこと、便秘気味で腹が張ること。等」を訴え治療していることから、6月29日本職が作成した被災者からの聴取書のうち「定時まで仕事を続け軽トラックを運転して帰宅したが、この時にはかなり腰が痛く、帰宅後は腰が痛くて食事もせず、すぐに寝た。」との供述は具体的で信憑性の高いものと考える。

次に「■・」との同僚労働者2人の証言は、尻餅の発生状況は具体的で、被災者が体調の不調を感じた3月9日の夜の直前の就労中の出来事である。

新木医院の受診が3月10日であり、以降一貫して不調及び腰痛の訴えがあり、出来事と症状の出現が一致している。

一方、被災者が本件腰椎圧迫骨折の発生として主張する「3月5日の廃材箱付近での転倒災害」については、発生の可能性は否定できないが、転倒災害が廃材箱付近は同僚労働者から5メートル程度の位置にあり、被災者が主張するような転倒災害が発生すれば誰かが気付くはずである。

また、被災者は「転倒災害により腰を強打し、激痛あ走り、その後もずっと腰が痛がったが我慢して働き続けた。」と主張しているが、3月6日に受診した松田整形外科、3月10日、11日に受診した新木医院において、転倒災害による腰部打撲を申告でず、腰部圧迫骨折が判明した後、3月19日、県立病院整形外科において初めて「5月5日コンテナを動かそうとして尻もちをついた。」旨申告している。

更に、被災者は「3月5日の廃材箱付近での転倒災害」を同僚にも会社にも報告せず激しい痛みを我慢しながら

3月9日まで働き続けたと主張しているが、腰椎圧迫骨折による痛みの感じ方には個人差があるといわれているものの、「3月9日までの激しい痛みを我慢して働き続けた。」と主張には、不自然さが疑われる。

(5)3月9日の尻餅と本件傷病との因果関係について次に、3月9月の尻餅と本件傷病との因果関係について検討する。

この時に被災者が取り扱っていたのは「2mを2本」または「2mを3本」である。

上記5のとおり、通称2mの1本の重量は1Kg(別添19参照)であるので、被災者の取扱物は2~3Kgと判断される。

そこで、2~3Kgを持って、座った状態から床に座込んだようのした、若しくはしゃがみ込んだ状態から尻餅をついたように後ろ向きに倒れたことが業務災害と判断されるか否か検討する。

本件被災者には既往症として、「骨粗髭症・腰椎椎間板症・腰椎椎間板ヘルニア」が認められた。

上記3(3)の●医師の「骨粗鬆も既往としてありますが、■」、

同(5)■主治医の「⑤■」及び同(6)局医の「④●医師の記載せる如く53才女性が尻もち等軽微な外圧にても

圧迫骨折を生じる事は特に珍しいことではない。」の医学的意見である。

被災者の骨密度結果はYAM(若年成人比率)が50.6%であり。標準整形外科科学抜粋による

「原発性骨粗鬆髭の診断基準である70%未満」を大きく下回っている。(別添25・35 参照)

被災者の既往症である骨粗鬆は重度であり、本件傷病「第一腰椎圧迫骨折」を発生しやすいことは医師による意見で明白である。

被災者が3月9日の尻餅を発生したときの体勢は、「しゃがみ込んだ状態から尻餅ついたように後ろに倒れた」

若しくは「座った状態から、床に座り込んだようにした」もので、臀部と地面の高低差は10cm程度であり、お城向きへの転倒であるので、上下からの圧力は少なく、脊髄への衝撃は極僅かであったと考えられる。

被災者が3月9日の尻餅をついたときに取り扱っていた物は重量2~3kgである。

2~3kg の重量とは成人女性であれば、日常的に取り扱う重量である。例えば、白砂糖の1kg袋、野菜の1kg入り袋など、普段の生活でも頻繁に持ち運ぶ程度の重量である。

つまり、被災者が3月9日の尻餅をついた時の作業姿勢、作業環境及び取扱物のいずれを見ても、業務による特別危険な状況ではないと判断される。

本件傷病の発生に際して、3月9日の尻餅を、災害発生とする危険有害な状況は何ら確認できず、業務が相対的に有力な原因であったことは認められない。

本件傷病は事業主の支配下にあったことが単なる「機会原因:業務に従事していなかったとしても、他に何らかの機会があれば、又は他に何らかの機会がなくても、なお発生したでだろう」と考えるが妥当である。

従って、3月9日の尻餅は作業中であり、業務遂行性は認められるが、当該傷病に対する単なる「機会原因」であり、業務との因果関係は否定するのが相当と考えられる。

(6)結論

以上のとおり、被災者の「第一腰椎圧迫骨折」がい被災者の就労していた共和木材社での業務によって生じたものと認めることは困難である。

療養補償給付及び休業補償給付は不支給処分とすることが妥当である。