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椿の葉

椿の葉

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原産地
日本、朝鮮半島、中国。出回り時期:10-4月

つややかな厚手の葉を茂らせ、枝先に大きめの花を咲かせる。「つばき」の名は厚葉木または艶葉木の意からつけられたと言われ、広義には

ツバキ科ツバキ属の総称であるが、狭義には藪椿を指し、園芸品種は多種多彩である。

ヤブツバキは、本州以南の日本全土、台湾、朝鮮半島に分布する常緑高木で高さが6~15メートルになります。

幹は灰白色、葉は、長楕円形で中央に明瞭な葉脈があり、葉縁には細かい鋸歯があります。

葉質は厚く、互生(ごせい)、表面は緑色で光沢があり、裏面は淡緑色です。

花は、11月~3月ころに、紅色の5~6弁花をつけます。

果実は、初夏ころに球形の蒴果(さくか)です。

藪椿

沿海地に多いが、山地にも多く自生する常緑高木で、奈良時代から庭にも植えて、観賞し、また種子から油をとるために広く栽培されてきた。樹皮は灰色。12cm、幅5cm程度の葉が互生してつく。枝先につく花は杯状で直径8cm前後で、花色は紅色を主に淡桃色や白などがある。

花、葉を採取して陰干しにして乾燥させます。

生薬(しょうやく)で、山茶(さんちゃ)といいます。

種子は、ツバキ油にします。

乾燥した花は、滋養強壮、健胃・整腸に1日量10グラムを、水0.5リットルで、約半量まで煎じて服用します。成分には、アントシアニン、ユゲノールなどを含みます。

また、滋養強壮には、細かく刻んで約2グラムを湯のみに入れて熱湯を注いで飲みます。 新鮮な葉には、タンニン、クロロフィルなどを含み、切り傷、擦り傷、おできなどに、すりつぶして患部に塗布します。または、新鮮な葉5~6枚を、蒸し焼きにして、ツバキ油と練り合わせて同じように塗布します。 ツバキ油ツバキの種子から採るツバキ油は、サポニン、約60%の脂肪油が含まれています。

ツバキ油は、零下15度に下がらないと凝固しない、やや黄色で透明、臭いもないことから、薬品の軟膏の基礎剤、頭髪用、食用、灯火用など広く用いられています。
また、酸化しにくく、粘着性が小さいので、精密機械油などにも用いられています。

名前の由来は、葉質が厚いことから、厚葉木(あつばき)から、転訛(てんか)して、ツバキになったという説や、つやつや光る葉の木から、津葉木(つばき)になったという説、また、朝鮮語の、ツンパク(冬柑)が転訛(てんか)して、ツバキの名になったがありますが、一般的には、津葉木(つばき)説が有力になっています。 また、ツバキの漢字「椿」は、ちん(椿)であって、センダン科のチャンチンのことです。 日本では、古くから親しまれていて、野生種には、海岸地帯に自生するヤブツバキと積雪地帯のユキツバキがあり、江戸時代には、園芸用に改良品種が、長崎からヨーロッパに輸出されていて、日本から世界に広がった園芸花として知られています。 古代では、ツバキには霊力が宿る神聖な木として神社やお寺の境内に植えられていました。

各地方には、椿神社や椿市などの名残や、奈良東大寺二月堂のお水取りの儀式には、紅白の椿が供えられます。